3月13日。今日は普段からお世話になっている劇団、特攻舞台Baku-団がイベントに参加と言うことで、舞台監督兼照明として大正へ。今回、「天閉じ」に参加してくれている白井君とあびーこと阿比留嬢も役者として出演していました。主催はとあるNPOの作業所の方達で、心の病気へ立ち向かうためにどうするかを考えさせられる内容となっていました。Baku-団は、時にはとてもバカバカしい芝居で底抜けに突き抜けたりもしますが、時には今日のような啓発のイベントにも積極的に参加し続けています。
公演終了後、作家の水本氏が「演劇というのはやっぱり人に何かを伝えることができる手段なんだ」ということを話していたのがとても印象に残りました。
で、この日は実は、僕の友人2人の命日でもありました。
一人は大学時代の友人で、劇団を共に立ち上げた仲間でした。僕は彼の突き抜けた才能がうらやましくもあり、時には嫉妬し、でも、彼がいなければ大学で演劇を続けられなかったと思うのです。
そんな彼は、彼自身が脚本を書き役者として出演する公演の準備のまっただ中、逝ってしまいました。公演を中止するか否かで割れる中、僕はやるしかないと思っていました。それが彼に対する僕の答えでした。
ちょうど1年前、夜勤の仕事を終え、朝帰宅しようとする僕に電話が入りました。それはお世話になっていたとある劇場のスタッフさんが亡くなったという電話でした。同い年。笑顔と笑い声の印象深い、とてもいい男でした。
そのころの僕は会社の仕事に忙殺され、道に悩む真っ最中でした。そんな僕に、彼はきっと「やりたいことがあるならやったらええやん」と笑いながら言うだろうなと、通夜の帰りの電車の中、勝手に思っていました。そして、会社を辞めようと、勝手に決めていました。
そして、今、僕は芝居を大勢の人たちに支えられながら、仲間達と作っています。続けることに意味があるとも思わない。続ける先に壁があるのもわかっている。
それでも、僕は芝居を続けようと思うのです。
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